理研は、1917年に財団法人理化学研究所として創設されて以来、90年以上にわたって、物理学、工学、化学、生物学、医科学などの分野で基礎から応用まで広く研究を進めています。
理研のミッションは3つ。技術基盤の構築、知のフロンティアの開拓、知の活用・社会的価値の創出です。その実現のため、新たな研究領域を開拓し科学技術に飛躍的進歩をもたらす先端的融合研究の推進を行う「基幹研究所」、国家的・社会的ニーズを踏まえた戦略的・重点的な研究開発の推進を行う「戦略研究センター群」、世界最高水準の研究基盤の整備・共用・利用研究の推進を行う「研究基盤センター群」が、連携しながら研究活動を行っています。
戦略研究センターや研究基盤センターのそれぞれの名称には、脳、植物、発生・再生、加速器、バイオリソースといった言葉が冠され、どの分野の研究を行っているか一目瞭然です。一方、基幹研究所という名前だけからは、その研究内容をうかがい知ることはできません。
基幹研究所は、理研で唯一、自然科学の全分野を網羅した研究を行っています。特定の分野名を冠するのではなく、幅広い基礎研究から新たな研究の芽を生み出し、新しい研究領域に育て、さらにそれを中核的な研究拠点として発展させるための基幹研究を担う。それが、基幹研究所です。